ドローンを購入したけれど、「どこで飛ばしていいのかわからない」「法律違反になるのが怖い」と悩んでいませんか?実は、ドローンの飛行場所は法律で厳しく規制されており、無許可で飛ばすと最大50万円の罰金が科せられることもあります。しかし、スマートフォンやタブレットで簡単に飛行可能エリアを確認できるアプリが数多く登場しています。この記事では、2025年最新のドローン飛行場所確認アプリを徹底比較し、初心者でも安心して飛行計画が立てられる方法をご紹介します。
ドローン飛行に関する法規制と飛行禁止区域
ドローンを飛ばす前に、まずは基本的な法規制について理解しておきましょう。日本では主に以下の法律によってドローンの飛行が制限されています。
航空法による規制(100g以上のドローン)
- 地上または水面から150メートル以上の高さの空域
- 空港等の周辺(進入表面等)の上空
- 人口集中地区(DID)の上空
- 緊急用務空域
小型無人機等飛行禁止法による規制(重量に関わらず全てのドローン)
- 国会議事堂
- 内閣総理大臣官邸
- 外国公館
- 原子力事業所
- その他、国の重要施設周辺(半径約300m以内)
これらの規制区域内でドローンを飛ばすには、事前に国土交通省への許可申請が必要です。違反した場合には、50万円以下の罰金が科される可能性があります。さらに、「アルコール又は薬物の影響下で無人航空機を飛行させないこと」に違反した場合には、1年以下の懲役または30万円以下の罰金という厳しい罰則もあります。
飛行禁止エリアを簡単チェック!おすすめアプリ8選
1. ドローンフライトナビ – 飛行制限確認地図
![ドローンフライトナビのアプリイメージ]
ドローン関係者には必須と言われる飛行制限確認地図アプリです。2017年に国内初のドローン用地図アプリとしてリリースされました。
主な特徴
- 最新の航空法・小型無人機等飛行禁止法に完全対応
- 人口集中地区(DID)の表示
- 空港、ヘリポート、自衛隊基地、在日米軍基地の制限区域表示
- 緊急用務空域(発令時のみ)の表示
- 日の出・日没時刻表示機能
開発者自身がドローンユーザーなため、法改正などにも素早く対応している点が大きな魅力です。無料版と有料のPro版があり、Pro版ではレイヤー個別非表示や国土地理院地図表示などの追加機能が利用できます。
2. DJI FLYSAFE(DJIフライトマップ)
世界最大のドローンメーカーDJIが提供する公式マップです。アプリをインストールせずにWebブラウザから利用できるため、スマホやパソコンで手軽に確認可能です。
主な特徴
- DJI製品に特化した飛行制限表示
- 高度制限空域の表示
- 飛行におすすめの空域も表示
- リアルタイムジオフェンシングアラート機能
DJI製ドローン所有者にとって特に便利な点は、「リアルタイムジオフェンシングアラート」機能です。この機能により、ドローンが規制空域に侵入しようとした場合に自動的にアラートが鳴り、ドローンが停止します。DJI製品ユーザーは飛行の安全性が高まるため、特におすすめです。
3. 国土地理院地図(地理院地図)
国土交通省の特別機関である国土地理院が作成している公式地図サービスです。正確な情報を得たい場合に最適です。
主な特徴
- 人口集中地区(DID)の表示
- 空港周辺の制限空域表示
- ユーザー登録不要で即座に利用可能
- 信頼性の高い政府機関提供データ
ただし、「空港周辺の制限空域に関しては作図上の関係で多少の誤差が生じている場合もある」という注意書きがあります。微妙な境界線付近での飛行判断が難しい場合は、空港管理者に直接確認することをおすすめします。
4. SORAPASS care(ソラパスケア)
ドローン飛行支援地図サービスと損害保険ジャパン株式会社が提供するドローン保険をセットにしたスマートフォン向けアプリです。
主な特徴
- 法令等で定められる飛行禁止エリア表示
- 石油コンビナートなどの危険エリア情報表示
- 飛行可能施設の紹介機能
- 他のドローン利用者とのリアルタイム飛行情報共有
- ドローン保険が自動付帯
年間5,000円の利用料金がかかりますが、業務利用・ホビー利用両方の賠償責任を保険で補償してくれる点が大きな特長です。他のドローン飛行者とリアルタイムで情報共有できるため、混雑したエリアでの安全性が高まります。
5. DIPS APP(ドローンポータルアプリ)
国土交通省航空局が提供する公式アプリです。ドローンの登録申請や飛行許可・承認申請などの手続きが行えます。
主な特徴
- 無人航空機の登録申請機能
- リモートID書込み機能
- 飛行許可・承認申請機能
- 飛行計画共有機能
2022年6月からリリースされている比較的新しいアプリですが、ユーザーレビューでは「サイトに飛ばされるだけ」「全く意味のないアプリ」といった厳しい評価も見られます。ただし、公式アプリとして法的手続きを行う際には必須のアプリです。
6. UAV Forecast
天気予報、GPS衛星、太陽活動、飛行禁止区域、飛行制限をすべて1つのツールで確認できる海外製アプリです。
主な特徴
- 地上および任意の高度での詳細な風速と突風速度表示
- GPS衛星データ(ガリレオおよびGLONASS含む)
- 最大15日間の時間ごとの予報
- 飛行条件の自動カラーコード分析(緑:飛行可、赤:飛行不可)
- 完全に設定可能なしきい値
- ライト/ダークテーマ切替
基本機能は無料で利用できますが、詳細な予報機能などにはサブスクリプション(月額100円~)が必要です。日本語対応していますが「理解に苦しむ翻訳」というレビューもあるため、英語インターフェースでの利用も検討するといいでしょう。
7. Drone Assist – Flight Planning
海外製のドローン飛行計画アプリです。飛行計画の提出や天候確認、安全な飛行のサポート機能が充実しています。
主な特徴
- 飛行計画作成・提出機能
- リアルタイム空中・地上データアクセス
- 制限空域での飛行承認サービス
- 企業運用または個人パイロット管理
- SNSでの飛行計画共有
主に海外での利用を想定したアプリですが、日本でも基本的な機能は使えます。英語インターフェースのため、英語が得意な方におすすめです。
8. Flightradar24
主に航空機の追跡アプリとして知られていますが、2018年のアップデートでドローンの追跡機能も追加されました。
主な特徴
- ドローン専用アイコン表示
- 火山活動のアイコン表示
- 届け出されたドローンの飛行追跡
- マップスタイル切替機能
ただし、「届け出されたドローンの飛行でしょうし、飛行情報を送信するものに限るのでフライトレーダー24上に表示されるものはごく少数になると思われます」との記述があります。主に航空機の動きを把握してドローン飛行の安全性を高めるために利用するのがおすすめです。
ドローンを飛ばせる場所と飛ばせない場所
アプリを使って確認する前に、基本的なドローンを飛ばせる場所と飛ばせない場所について理解しておきましょう。
無許可でドローンが飛ばせる場所
- ドローン練習場
- ドローンスクール内
- 飛行禁止区域以外の自分の所有地
- 飛行禁止区域以外の河川敷
- 屋内またはネットなどで囲われた屋外スペース
ドローンを飛ばしてはいけない場所
- 都道府県の条例で規制されている場所(多くの公園など)
- 航空法で規制されている場所(人口集中地区、150m以上の高さなど)
- 小型無人機等飛行禁止法で規制されている場所(国の重要施設周辺など)
ドローン飛行時の追加ツールと便利アプリ
ドローンを安全に飛ばすためには、飛行禁止区域の確認だけでなく、以下のような追加ツールも活用すると良いでしょう。
- 日の出日の入りアプリ: 夜間飛行は原則禁止なので、日の出・日没時刻を正確に把握できます
- Yahoo!天気など天気予報アプリ: 風速や降水確率を確認して安全に飛行できます
- JULC飛行日誌アプリ: 飛行日時、場所、飛行時間を記録する飛行日誌を国土交通省指定のフォーマットで簡単に作成できます
- DJI FLYアプリ: DJI製ドローンの飛行制限エリアロック解除申請と適用が可能です
ドローン飛行のための知識とスキルを高めよう
最後に、ドローンを安全に楽しむためには、アプリだけでなく適切な知識とスキルも必要です。初心者の方は以下のポイントに注意しましょう。
- 100g以上のドローンは機体登録が義務付けられています
- ドローンを飛ばす前に必ず飛行禁止エリアをチェックしましょう
- 飛行禁止エリアでの飛行には事前に許可承認申請が必要です
- 天候や風速など、安全に飛行できる条件を確認しましょう
- 初めてのフライトは広く開けた場所で、少しずつ練習するのがおすすめです
ドローン飛行は正しい知識と適切なツールがあれば、安全に楽しめるホビーです。この記事で紹介したアプリを活用して、法律を守りながら素晴らしい空撮体験を楽しんでください。
参考サイト
・ドローンフライトナビ – 飛行制限確認地図
・ドローン-スクール-ナビ
https://drone-school-navi.com/column/drone-regulation-noflyzone-map/
・ドローンガイド
https://drone-guide.jp/4900/


コメント