英語が話せない理由は勉強法にあった!実践重視で確実に上達する方法

「英語の勉強は何年もしているのに、全然話せるようにならない…」

そんな悩みを抱えていませんか?実は、多くの日本人が英語を話せない理由は能力不足ではなく、間違った学習アプローチにあります。TOEICで高得点を取っても、文法を完璧に覚えても、いざ外国人を前にすると言葉が出てこない。この根本的な問題を解決してくれるのが、『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』です。

本書は、NHKラジオ講師として知られるスティーブ・ソレイシィ氏と、ベストセラー作家の大橋弘祐氏による共著。従来の英語学習法を根本から見直し、実際に話せるようになる実践的メソッドを提供しています。

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なぜ従来の英語学習法では話せないのか

多くの日本人は、英語を「知識」として学んできました。文法ルールを暗記し、単語を覚え、読解問題を解く。しかし、この学習法には決定的な欠陥があります。

会話は瞬発力が命だということです。相手の質問に対して、文法を組み立てながら完璧な文章を作っている時間はありません。ネイティブは1分間に約15文話すため、私たちも最低限30秒で6文話せるスピードが必要なのです。

従来の学習法は、この「話すスピード」を全く考慮していません。だからこそ、TOEIC800点でも話せない人が生まれてしまうのです。

「釣り竿表現」で会話の基礎を固める

本書が提案する最初のメソッドが「釣り竿表現」です。これは、どのような状況でも応用できる汎用性の高い短文やフレーズのことを指します。

具体例をあげると:

  • 「May I have…?」
  • 「Would you…?」
  • 「How about you?」

これらの表現は、後に続く単語を入れ替えるだけで、多様な状況に対応できます。「May I have a cup of coffee?」「May I have a receipt?」のように、一つのパターンで無数の表現が可能になるのです。

重要なのは、これらを「完璧に覚える」のではなく、「ツールとして使いこなす」という発想の転換です。英会話を文法パズルではなく、工具箱を使いこなすDIYのように捉え直すことで、即座のコミュニケーションが可能になります。

「連続平泳ぎ法」で流暢さを身につける

次に重要なのが「連続平泳ぎ法」というアプローチです。これは、長く複雑な文章ではなく、短くシンプルな文章を連続して話す手法です。

例えば、「なす」という単語を知らない場合でも:
「I don’t like it. It’s a vegetable. It’s purple. It’s like a cucumber, but it’s not a cucumber.」

このように、知っている単語で短文を繋ぐことで意図を伝えられます。短文を連続して話すことで、脳内で複雑な文法構造を構築する負荷が軽減され、会話のテンポと流暢さを維持できるのです。

この方法の優れた点は、学習者にとって成功体験を積み重ねやすいことです。知っている単語と簡単な文法で「通じた!」という経験が、次の発話へのモチベーションとなり、学習の継続につながります。

座学から実践への確実な移行

本書の最も重要な特徴は、学習を座学で終わらせない点です。ソレイシィ氏は、英語を話すための最短ルートとして、オンライン英会話とスピーキングテストの実践を繰り返し推奨しています。

オンライン英会話は低コストで実践の機会を得られ、スピーキングテストは自身のレベルアップを客観的に測る機会となります。この推奨は、単なる「読み物」ではなく、「行動変容を促すガイドブック」として本書が機能することを意図しています。

長年の経験から、ソレイシィ氏は「話す機会がないこと」が日本人の英語コンプレックスの根源であると指摘しています。心理的障壁を取り除いた後、次に何をすべきかという具体的な行動まで提示することで、読者は心構えの改革から実践へとシームレスに移行できるのです。

効率性を追求した学習サイクル

本書が提供するメソッドの本質は、効率性と実用性の追求にあります。複雑な文法知識を前提とせず、誰でもすぐに使える技術に焦点を当てています。

従来の英語学習は、単語や文法という「部品」を一つずつ完璧に記憶し、それらを組み立てて完成された文章を作ることを目指していました。しかし、会話の瞬発力が求められる場面では、このアプローチは機能しません。

本書のメソッドは、汎用性の高い「完成されたツール」として英語表現を捉えます。これにより、即時的なコミュニケーション能力を効率的に身につけることができるのです。

まとめ:話すための英語学習への転換

『難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!』は、単なる学習参考書を超えた価値を持っています。それは、日本人の英語学習における根本的な問題点を明らかにし、実際に話せるようになるための具体的な道筋を示してくれることです。

「釣り竿表現」と「連続平泳ぎ法」という独自のメソッドは、複雑な文法知識がなくても、今すぐ実践できる技術です。そして、オンライン英会話やスピーキングテストへの積極的な参加を促すことで、学習を確実に「話す実践」へと導いてくれます。

英語が話せない理由は、あなたの能力不足ではありません。ただ、話すための正しい学習法を知らなかっただけなのです。本書のメソッドを実践することで、きっと新しい自分に出会えるはずです。

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NR書評猫616 スティーブ・ソレイシィ/大橋弘祐 難しいことはわかりませんが、英語が話せる方法を教えてください!

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