連結決算の担当になったばかりで、複雑な制度改正についていけずに困っていませんか?グループ通算制度や法人税等会計基準の改正など、次々と変わる会計基準に対応するのは本当に大変ですよね。
そんなあなたに朗報です。この記事では、2024年6月に発行されたばかりの最新版「連結財務諸表の会計実務〈第3版〉」を詳しく紹介します。この一冊があれば、最新の会計基準・制度改正に完全対応でき、実務で直面する複雑な問題もスムーズに解決できるようになります。
最新制度改正への完全対応が最大の魅力
本書の最大の特徴は、最新の会計基準・制度改正に完全対応していることです。特に、グループ通算制度の取扱い、法人税等会計基準の改正、中間財務諸表に関する会計基準等、現在の実務で最も重要な改正点を詳細にフォローしています。
2024年6月発行という新しさが、この対応力を支えています。従来の連結納税制度からグループ通算制度への移行は、多くの企業で実務上の混乱を生じさせましたが、本書はその複雑な会計処理を具体的に解説しています。
税効果会計の処理も、法人税等会計基準の改正に完全対応しており、実務担当者が最新の基準に適合した処理を行うための指針が明確に示されています。
EY新日本有限責任監査法人による信頼性の高い解説
本書は、世界的な大手監査法人であるEY新日本有限責任監査法人が編纂しています。これは単なる理論書ではなく、実際の監査現場や企業の連結決算実務で直面する具体的な課題や解釈が反映されていることを意味します。
編集・監修者である武澤玲子氏、山岸聡氏、吉田剛氏は、それぞれ連結会計に関する他の専門書も執筆しており、豊富な経験と深い専門知識を持つ専門家集団です。
監査法人が提供する「公式見解」に近いレベルの解説を得られるという点で、他の書籍にはない独自の価値があります。実務担当者が監査法人とのコミュニケーションを円滑に進める上でも、この信頼性は非常に重要です。
実務で直面する複雑な論点を網羅的に解説
本書は864ページという大ボリュームで、連結財務諸表の基礎から実務上の複雑な論点まで網羅的に解説しています。連結決算の手順、資本連結、持分法、外貨換算、税効果会計、注記、中間連結財務諸表など、実務で必要なあらゆる知識が体系的にまとめられています。
特に注目すべきは、実務で直面する複雑な論点への対応力です。未実現損益の消去手順、支配獲得時の子会社の資産・負債の評価、条件付取得対価、段階取得による支配獲得など、判断に迷いやすい論点が設例を多用してわかりやすく解説されています。
内部取引の相殺消去から、固定資産や有価証券にかかる未実現損益の消去まで、連結決算の中核となる手続きが詳細に示されているため、実務担当者の迷いを解消し、正確な処理をサポートします。
国際的な視点も含めた包括的な内容
本書は日本の連結会計実務書でありながら、「米国会計基準・IFRSによる連結」の章も含んでいます。多くの企業が海外展開を進め、国際的な資金調達やM&Aを行う現代において、IFRSや米国会計基準への理解は不可欠です。
日本基準と国際基準の差異を認識することは、海外投資家や海外子会社とのコミュニケーション、将来的なIFRS適用への準備において極めて重要です。本書は、単なる実務書を超えて、グローバルな会計知識を求める読者にとっての「戦略的ツール」としての側面も持っています。
実務担当者の辞書として活用できる構成
本書の構成は、連結会計の学習・実務の進捗に沿った論理的な流れを提供しており、読者が段階的に理解を深められるよう配慮されています。第Ⅰ編から第Ⅸ編まで、基礎から応用まで体系的にカバーしています。
実務で特定の論点について調べたい際に、必要な情報がどこにあるのか、どれほど詳細に解説されているのかを素早く把握できるため、辞書的な利用価値が格段に高いのが特徴です。
複雑な連結会計の学習においては、全体像と各論点の関連性を把握することが不可欠であり、本書の構成はその手助けとなります。
これからの会計実務の変化にも対応できる基盤
サステナビリティ情報の開示やデジタル化など、これからの会計実務は大きく変化していくでしょう。本書で学んだ連結会計の知識は、これらの新たな課題に対応するための重要な土台となります。
AI、RPA、ブロックチェーンなどの技術導入が進む中でも、連結会計の原則や手順を深く理解することは、自動化プロセスの設計や検証において不可欠です。本書が提供する堅牢な連結会計の知識基盤は、将来的な技術革新にも対応できる実務力を養います。
連結会計実務の最高峰を目指すなら必携の一冊
「連結財務諸表の会計実務〈第3版〉」は、最新の会計基準・制度改正に完全対応した、連結会計実務の決定版です。EY新日本有限責任監査法人という信頼できる監査法人が編纂し、実務で直面するあらゆる論点を網羅的に解説しています。
グループ通算制度や法人税等会計基準の改正など、現在最も重要な制度変更に詳細に対応しているため、実務担当者が最新の法規や基準に準拠した連結財務諸表の作成・監査を行うことが可能になります。
連結会計の深い理解は、単なる実務スキルの向上だけでなく、組織内でのコミュニケーション能力の向上にもつながります。正確で最新の知識を持つことで、上司や部下、監査法人との議論も的確に行えるようになるでしょう。
これからの会計実務の変化に対応し、プロフェッショナルとしてのスキルを格段に向上させたい方には、間違いなくおすすめの一冊です。


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