# 弱っている時に近づく悪い人の心理と見抜く方法
あなたは調子が悪かったり、落ち込んでいる時に、なぜか良くない人間関係に巻き込まれた経験はありませんか?これは単なる偶然ではなく、心理学的にも説明できる現象なのです。弱っている時には不思議と悪意を持った人が近づいてくることがあります。なぜこのようなことが起こるのか、そしてどうやって身を守ればいいのか、詳しく解説していきます。
弱っている人につけ込む「生物淘汰の本能」とは何か
人間は動物としての本能を持っています。弱っている人につけ込む行動には、実は「生物淘汰」という本能が働いていることがあります。
「弱っている=死に近い=自分が勝って生き残れるチャンス!」という無意識の心理が働き、相手が弱っているのを利用してマウンティングしてくるのです。体調が悪い時や精神的に落ち込んでいる時は、普段なら張れている「結界」のようなものが崩れているため、そこにつけ込まれやすくなります。
例えば、通常は良好な関係を築けている相手でも、あなたが弱っている時ほど小言を言ってきたり、攻撃的になることがあります。これは相手の中で無意識に働く本能であり、必ずしも悪意を持って行動しているわけではないことも理解しておく必要があります。
詐欺師や悪意ある人が持つ心理的特徴
悪意を持って弱った人に近づく人々には、いくつかの特徴があります。詐欺師や寄生的な人の特徴を知ることで、危険な人間関係を早期に見抜くことができます。
詐欺師の心理的特徴
冷淡さ:詐欺師は他者の感情に無関心で、共感性が低いことが多いです。他人の苦しみや損失に対して罪悪感を持たない冷酷な一面があります。
魅力的なパーソナリティ:外見や言葉遣い、振る舞いが非常に魅力的で、人々の信頼を簡単に得ることができます。彼らはしばしばカリスマ性を持ち、社交的です。
嘘を頻繁に利用する:詐欺師は嘘をつくことに躊躇がなく、巧みに真実を曲げたり偽の情報を提供する技術を持っています。
寄生的な人間の特徴
寄生的な人間は、他者に共依存して自分を保つ傾向があります。「寄生虫女(恋愛タイプ)」の例では、彼氏など恋愛を求めるタイプの場合は男性女性と関わらず共依存していきます。
また「理解ある彼くん」のように自称優しい人間として共依存を求めてくる人間を全て受け入れる人もいます。このタイプは「特別」と考える人が何人もいたりすることがあります。
こうした関係は長続きせず、必ずどちらかが潰れてしまうことが多いのです(特に「理解ある彼くん」の方が高い確率で)。
HSP(敏感な人)が騙されやすい理由
HSP(Highly Sensitive Person:繊細すぎる人たち)は共感能力が高ければ高いほど「人に騙されやすい」という特徴があります。
HSPには共感能力という「人の感情を汲み取る能力」が備わっています。これが上手く働かないと、人の意見にすぐに流されてしまったり、人を騙すような悪い人に利用されてしまうことがあります。
HSPが人に騙されやすいのは、この「共感能力」によって人の感情に飲まれてしまい、自分の意見や考えを見失ってしまうからです。一方でHSP以外の人は共感能力がないので人の感情を不必要に汲み取ったり、相手の感情に飲まれることが殆どありません。
バウンダリー(心の境界線)の重要性
あなたと他者を守る「心の境界線」であるバウンダリーは、健全な人間関係を築く上で非常に重要です。
バウンダリーとは、「心の境界線」のこと。自分と他者は別の心・別のもの、と認識する「自分と他者の心の境目」です。優し過ぎたり、共感する能力が高すぎると、この境界線を飛び越えて、相手のことを心配したり、気にしてしまう場合があります。
効果的な境界線の設定方法としては、以下のポイントが重要です:
- 自己理解を深める:自分自身の価値観や優先順位を明確にします。何を大切にしたいのか、どんな状況に不快感を覚えるのかを書き出してみましょう。
- 境界線を他者に伝える:境界線を設定するだけでは不十分で、それを相手に伝えることが重要です。伝える際には、相手を責めるのではなく、自分の気持ちや状況を説明する形を取ると、相手も受け入れやすくなります。
- 一貫性を保つ:設定した境界線は一貫して守ることが大切です。時々例外を作ってしまうと、相手は「強くお願いすれば通るのかな」「この前はめんどくさいから断られたのかな(大事にされていない)」など、誤った認識を持たれてしまうことになりかねません。
「不運」を引き寄せてしまう人の考え方
「自分は運が悪い」と思い込んでいる人は、実際に不運を引き寄せてしまうことがあります。このような思考パターンは、あなたの行動や選択に影響を与え、結果として悪い状況を招きやすくなります。
研究によれば、「自分は運が悪い」と信じている人は、外交性が低く、メンタルが弱くて、好奇心が低いという傾向があります。一方で、運がいい人は楽観的な傾向があります。
不運を引き寄せてしまう人の考え方には以下のような特徴があります:
- 感情の振り幅が大きい:すぐに怒ったり、泣いたり、感情の起伏が激しい人は不運を引き寄せがちです。これは状況が悪化すると感情をコントロールできず、ネガティブな方向に振り切れてしまうためです。
- 心配することが大事だと信じている:「ネガティブに心配することが良いことだ」と思い込んでいる人は危険です。運がいい人は未来に希望を持っていますが、運が悪い人は希望を持つ能力が低いのです。
- 過去に重きを置きがち:相手との関係で過去の出来事ばかりを気にする人は、未来に目を向けられず、後ろ向きな思考に陥りやすくなります。
- 目の前の問題を避ける:過去について考えたり、失敗を恐れたりする割には、実際に問題が起きると逃げてしまう傾向があります。
- 自分を偽る・責める:自分をひたすら責めて受け入れられなかったり、偽ったりする人は運が悪くなりがちです。
危険な人から身を守る具体的な方法
では、実際に弱っている時に近づいてくる悪意ある人から身を守るには、どうすればよいのでしょうか?以下に具体的な方法をご紹介します。
スルースキルを高める
弱みにつけ込んでくる・マウントをとる人は「理性が弱く、動物的本能で動いている未熟な人」と言えます。対処法としては「スルースキルを高める」ことが効果的です。
ここで真に受けて反応してしまうといらない争いが生まれて、結果的に自分が損をすることになります。精神的に未熟な相手に対しては何も言わず、「未熟なんだな」「ストレス溜まってるんだな」「私に嫉妬してるのね」と「憐みの目」で見ることができれば、相手は何も言ってこなくなります。
より多くの視点を持つ
HSPが人に騙されない方法として、「より多くの視点を持ったり、その人の考えや感情の例外を探していくこと」が効果的です。HSPには「中庸(偏りのないバランス感覚を持つこと)」が人生においての課題だと言っても過言ではないくらい重要です。
多角的な視点を持つことで、一人の意見や考えに振り回されず、冷静な判断ができるようになります。
自己肯定感を高める
弱者のシグナルを出さないためには、自己肯定感を高めることが重要です。弱者のシグナルには「自己肯定感が低いため他者に対して嘘をついたり、自分を大きく見せようとするため臆病になる」などがあります。
自己肯定感が高い人は、自分の価値を認識しているため、他者からの評価に左右されにくく、結果として悪意ある人に標的にされにくくなります。
まとめ:心の健康と境界線を守ることの大切さ
弱っている時に悪い人が寄ってくるのは、生物的な本能や心理的なメカニズムによるものです。しかし、そのメカニズムを理解し、適切な対策を講じることで、自分を守ることができます。
最も重要なのは、自分と他者の境界線をしっかりと設定し、維持することです。自分の感情と相手の感情は別物であることを認識し、「自分が感じ取る感情が決して相手の感情と合致していない、同じではない場合もあることを知っておくことも、大切なこと」です。
相手の感情をいつも察して、想像し、心配して、いつの間にか自分と相手の境界線があやふやになってしまっていませんか?相手の感情は、本当のところは分かりません。バウンダリー(境界線)を超えた付き合いは、依存や共依存にもなりやすいものです。
最後に、あなた自身のメンタルヘルスを優先することを忘れないでください。うつ病になる人間関係の特徴として「自分が我慢しないと続けられない関係」「気持ちを分かってもらえない」などがあります。このような関係に気づいたら、早めに距離を置くことも大切です。
あなたの心と身体の健康を守るために、健全なバウンダリーを設定し、自分自身を大切にすることから始めましょう。そうすることで、弱っている時でも悪意ある人から身を守ることができるのです。
参考情報
ノート・コム「人が弱っている時につけ込んでくる人の心理」
https://note.com/anzuame_ibeauty/n/ne753912e9be5
ノート・コム「理解のある彼くんを演じる男 それに寄生する自称メンヘラ女」
https://note.com/lainjing/n/n12b58d9a34e3
株式会社Re-Branding「詐欺師が使う話術の秘密:手口を見破る方法」
https://pr-rebranding.com/blog007/

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