あなたの会社は、万一あなたが倒れたときでも回り続けますか?
もし答えが“NO”なら、本書『経営者のための初めての不動産投資戦略』はまさに打ち出の小槌。不動産を“事業の保険”に変える具体策がぎっしり詰まっています。
事業一本足打法は、景気急変や病気で一気に行き詰まる危険がつきもの。この記事では、40代IT管理職のあなたが「本業+不動産」でダブルエンジンを構築し、会社も家族も守り抜くためのヒントを紹介します。最後まで読めば――
- 不動産がキャッシュの泉と純資産の盾になる仕組み
- 時間のない経営者が5分で物件を見抜く「Wゲインシート」活用法
- 法人化による税・資金調達メリットの“損得分岐点”
が、すぐ理解できるはずです。行動すれば、今日から倒産リスクと家計不安を同時に減らせます。
1.事業リスクを丸ごとヘッジする「Wゲイン」哲学
「利益が出ても、手元にキャッシュがなければ倒れる」――著者・曽我ゆみこ氏ががん闘病で痛感したリアルな恐怖が、本書の核心です。
- 家賃収入=インカムゲイン:毎月の運転資金を潤す“現金の泉”
- 売却益 =キャピタルゲイン:万が一に借入を一括返済できる“純資産の盾”
二つを両立させる「Wゲイン」こそ、経営者に最適な守りの戦略。会社を清算しても個人・法人の借金をゼロにする――そんな出口まで逆算して物件を選ぶ発想が光ります。
2.5つの数字を入れるだけ!「Wゲインシート」時短術
スプレッドシートに
①店頭価格 ②金利 ③返済年数 ④借入率 ⑤利回り
を入力すると、買い/見送りが即判定――それが「Wゲインシート」。
- 物件情報サイトで数字をコピペ
- シートが自動計算
- インカム・キャピタル双方の合格ラインをクリアか一目瞭然
勘と営業トークに惑わされず、数字で即決できるため、多忙なあなたでも“見るだけ買い”をシャットアウト。しかも最新版は「+税」対応で法人税や役員報酬まで織り込み、手取りキャッシュを正確に試算できます。
3.法人化はいつ?税率23%vs個人55%の分岐点
課税所得900万円超が見えたら法人スキームを検討――本書では触れていないが、複数の専門サイト比較で導いた指標です。
| 比較軸 | 個人 | 資産管理会社 |
|---|---|---|
| 実効税率 | 最大55% | 23~35% |
| 損失繰越 | 3年 | 10年 |
| 資金調達 | 個人信用頼み | 法人格で拡大 |
| 設立・維持費 | ほぼ不要 | 設立20~30万円+毎年7万円~ |
節税だけでなく、融資枠拡大と損失繰越の長期化が大きな武器。ただし長期譲渡税優遇が消えるデメリットも要確認。あなたの所得・物件規模と照らしあわせて判断を。
4.守り一辺倒じゃない!攻めと両立させるポートフォリオ発想
著者は別著で民泊など高利回り手法も公開しています。つまり
- コア:都心駅近の堅実物件で安定CF
- サテライト:民泊やリノベ転売で高成長を狙う
と、リスク許容度に応じた二刀流が可能。本業フェーズや景気局面に合わせ、ポートフォリオを動かす柔軟性が経営者の強みです。
5.今日からできる3ステップ実践ガイド
- 「Wゲインシート」をダウンロードし、興味ある物件で試算
- 家賃収入で自社の最低固定費(月額)を賄えるCF目標を設定
- 税理士と相談し、所得900万円ラインを超えるか精査して法人化検討
数字で可視化→小さく始めて→法人レバレッジに移行が王道。最初の1棟を手にした瞬間、あなたの事業は“不動産という保険”で守られます。
まとめ
- Wゲイン=キャッシュの泉+純資産の盾で倒産リスクをヘッジ
- Wゲインシートで物件選定を5分に短縮、最新版は税金対応
- 所得900万円超から法人化が節税と資金調達のターニングポイント
- コア安定物件+高利回り案件で守りと攻めを共存させる
本書は、資産ではなく“会社存続”を守る不動産投資の教科書。読めば、あなたの経営戦略にもう一つ強力なエンジンが搭載されるでしょう。

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