子供向けドローンが今大人気です。「子供にドローンは難しいのでは?」と思う方も多いですが、実は5歳くらいからでも操縦できるトイドローンが数多く販売されています。プロペラガードで安全性を確保し、直感的な操作性を実現した子供向けモデルは、お子さんの空間認識能力や集中力を育みながら楽しく遊べるアイテムとして注目されています。この記事では、子供におすすめのトイドローンの選び方から人気モデルまで、徹底的にご紹介します。
トイドローンとは?子供でも操縦できる秘密
トイドローンとは、総重量が100g未満の小型ドローンのことで、おもちゃとして子供でも安全に楽しめるように設計されています。実際、多くの子供向けドローンは未就学児から操縦可能で、シンプルな操作で直感的に扱えるよう工夫されています。
子供のドローン操縦能力について
子供会などでドローン操縦教室を開催した経験から、5歳前後なら操縦は十分可能であることがわかっています。この年齢になると指先がスムーズに動き、意思を持ってドローンをコントロールすることができます。男の子だけでなく女の子も真剣に操縦して楽しむ様子が見られます。
小学生になるとさらに飲み込みが早く、コツを掴めばあっという間に操縦に慣れることができます。最初は大人が横について操作方法を教えながら練習すると良いでしょう。
トイドローンの法規制上の利点
トイドローンの大きな特徴は、100g未満であれば航空法の規制対象外となることです。一般的なドローンは様々な規制があり、場所によっては飛行許可が必要ですが、軽量なトイドローンなら法的手続きなしで気軽に楽しめます。
ただし、自治体の条例やルール・マナーは守る必要があるため、公共の場で飛ばす際には注意が必要です。また重量に関わらず、「小型無人機等飛行禁止法」で禁止されているエリアでは飛行できません。
子供向けドローンの選び方ポイント
子供に最適なドローンを選ぶ際のポイントを押さえておきましょう。安全性、操作性、機能性の3つの観点から厳選することが大切です。
安全性を最優先に
子供が使うドローンを選ぶ際に最も重要なのが安全性です。以下のポイントをチェックしましょう:
- 全方位プロペラガード: プロペラの周囲だけでなく上部にも保護ガードがあるとより安全
- 衝突回避センサー: 障害物を感知して自動停止する機能
- 緊急停止機能: トラブル時にすぐに停止できるボタン
- 耐衝撃性の高い素材: 落下や衝突に強い素材で作られているか
安全機能が充実していれば、小さなお子さんでも安心して遊ばせることができます。HT20のように「360度プロペラガード」と「障害物回避センサー」を備えたモデルは特におすすめです。
操作のしやすさ
初めてドローンを操縦する子供でも扱いやすいよう、操作性の高さも重要です:
- 高度維持機能: 一定の高さで自動的にホバリングしてくれる機能
- ヘッドレスモード: 機体の向きに関係なく、操作方向が一定になるモード
- ワンキー離着陸: ボタン一つで離陸・着陸ができる機能
- ジェスチャーコントロール: 手の動きで操作できる直感的な機能
特に初めてのドローンなら、操作がシンプルなモデルを選ぶと挫折せずに楽しめます。トイドローンの多くは3段階のスピード設定があり、慣れに応じて速度を上げていくことができます。
機能性と楽しさ
長く楽しめるドローンを選ぶなら、様々な機能や楽しさを提供してくれるモデルがおすすめです:
- カメラ機能: 空撮を楽しめるHDカメラ搭載モデル
- バッテリー持続時間: 複数バッテリー付きで長時間遊べるモデル
- 多彩なフライトモード: 宙返りや高速回転などのアクロバット飛行
- 対戦型機能: 2台で対戦を楽しめるモデル
HS450-Bのような対戦型モデルは友達同士や親子で熱中できるのが魅力で、子供と一緒にお父さんも遊べる貴重なドローンです。
年齢別おすすめドローン
子供の年齢によって最適なドローンは異なります。年齢に合わせた選び方をご紹介します。
未就学児・小学校低学年(6-8歳)向け
この年齢層には、直感的な操作と高い安全性を備えたモデルがおすすめです:
- Holyton HT20: 手のジェスチャーで操作できる機能付きで、360度プロペラガードで安全性も高い
- Holy Stone HS450-B: 対戦型トイドローンで、親子で楽しめる。2台セットで8,000円と手頃な価格
HT20は重量わずか31gと超軽量で、ジェスチャーコントロールや障害物回避センサーなど安全機能が充実しており、小さな子供でも簡単に操作できます。
小学校中学年(9-10歳)向け
基本機能が充実し、少し複雑な操作にも挑戦できるモデルがおすすめです:
- Holy Stone HS210: コストパフォーマンスに優れ、バッテリー持続時間が長めで、じっくり練習できるモデル
- Tomzon A24W: 1080Pカメラを搭載し、アプリで画像をリアルタイムに見ることができるモデル
この年齢になると少し複雑な操作も楽しめるようになり、カメラ機能を使った空撮にも挑戦できます。
小学校高学年(11-12歳)向け
より高機能なモデルで、様々な楽しみ方ができるドローンがおすすめです:
- Holy Stone HS420: 1080Pカメラ付きで飛行を撮影できる高機能モデル。スマホ連動で操作の幅が広がる
- DJI Tello: プログラミング学習も可能な高性能トイドローン。EIS(電子式映像ブレ補正)搭載カメラで安定した空撮が可能
特にTelloはScratchなどのプログラミング言語が学べるため、プログラミング教育としての側面も持っています。
人気おすすめトイドローン詳細レビュー
数多くあるトイドローンの中から、特に評価の高いモデルを詳しくご紹介します。
Holy Stone HS420 – 高性能カメラ搭載の万能モデル
基本情報:
- 重量: 約31g(100g未満で登録申請不要)
- 価格: 約8,390円
- 飛行時間: 約18分(バッテリー3個付属、1個あたり6分)
- カメラ: 1080P HD(アングル調整可能)
HS420は、Amazonランキング1位の人気商品で、小型でありながら高機能なカメラドローンです。1080Pカメラの角度は-90°~0°まで調整可能で、様々な角度から撮影できます。
全保護プロペラガードが設置されているため、手とプロペラの接触を防ぎ、低年齢層の初心者でも安心して使用できます。手投げテイクオフモード、ヘッドレスモード、高度維持などの初心者向け機能に加え、高速旋回モード、ホバリングモードなどのアクロバティックな機能も備えています。
カスタマーレビューでは「ド安定ホバリング機」と評価されるほど、安定した飛行性能が特徴です。
Holyton HT20 – ジェスチャーコントロール搭載の安全モデル
基本情報:
- 重量: 31g(登録申請不要)
- 価格: 約5,190円
- 飛行時間: 約21分(バッテリー3個付属)
- 特徴: ジェスチャーコントロール、360度プロペラガード
HT20は直感的な操作性を実現したトイドローンで、手の動きだけでドローンを操縦することができます。手をかざすことで上昇・下降や左右の方向転換ができるため、小さな子供でも簡単に楽しめます。
安全機能も充実しており、360度プロペラガード、障害物回避センサー、ブーメランモード(自動帰還)などを搭載しています。バッテリーも3つ付属しており、合計21分の飛行が可能です。
前面にはLEDライトが付いており、薄暗い場所でも飛行方向がわかりやすく、操縦しやすいのが特徴です。
DJI Tello – 教育にも使えるスマート・トイドローン
基本情報:
- 重量: 80g(登録申請不要)
- 価格: 約12,980円
- 飛行時間: 約13分
- 特徴: プログラミング学習、EISカメラ搭載
Telloは、ドローン業界大手のDJI社のフライトテクノロジーを採用した高性能トイドローンです。飛行時間は13分、最大飛行距離は100mと、トイドローンの中では優れた性能を誇ります。
大きな特徴はScratchでのプログラミングが可能な点です。プログラムを実装すれば自動飛行させることもでき、離着陸や回転、移動などもプログラミングできます。
カメラにはEIS(電子式映像ブレ補正)が搭載されており、安定した映像撮影が可能です。スマートフォンやタブレットでアプリを使って操作するため、直感的に飛行させることができます。
Parrot Mambo – 多機能で楽しめるエンターテイメントドローン
基本情報:
- 価格: 約13,800円(Parrot Mambo FLYの価格)
- 特徴: カメラ搭載、オプションパーツでカスタマイズ可能
Parrot Mamboは、フランスのParrot社の小型軽量ドローンで、自動ホバリング機能により安定した飛行ができるのが特徴です。タブレットやスマートフォンのアプリを使って操作し、上空から撮影することができます。
「Parrot Mambo MISSION」は基本セットに専用コントローラーが付属し、ものをつかんで運べる「Grabber」や、小さなボールを発射できる「Cannon」といったオプションパーツが付いています。
「Parrot Mambo FPV」はFPV(一人称視点)カメラと専用ゴーグルが付属しており、操縦席にいるような臨場感で操作を楽しめます。
ただし、日本語のユーザーズガイドには14歳未満は操作してはいけないと記載されているため、年齢には注意が必要です。
安全に楽しむためのポイント
どんなに安全に配慮されたトイドローンでも、適切な使用方法を守ることが大切です。以下のポイントを押さえて、安全に楽しみましょう。
室内での練習から始める
初めてのドローンは、風の影響を受けない室内で基本操作を習得するのがおすすめです。特に初心者は1m以下の低空で練習し、徐々に高度を上げていくと良いでしょう。家具などの障害物から離れた空間で、必ず大人の監督のもとで練習することが重要です。
危険を理解し対策する
トイドローンでも以下のような危険性があることを理解しておきましょう:
- プロペラによる怪我の可能性: 回転するプロペラは凶器になります。プロペラガードがあっても注意が必要です。
- ロストする可能性: 電波が届かなくなるとコントロール不能になり、機体がどこかへ飛んでいってしまうことがあります。
- 自分や他人への怪我のリスク: ドローンは3次元で動く飛行物体なので、全身に当たる可能性があります。
これらのリスクを理解した上で、適切な場所で適切な使い方をすることが重要です。
バッテリー管理と飛行時間の把握
トイドローンのバッテリー持続時間は短いものが多いため、飛行時間を把握しておくことが大切です。バッテリーが切れるとコントロールできなくなるため、余裕を持った飛行を心がけましょう。
また、バッテリーの充電・保管方法も説明書に従い、適切に管理することが安全のためにも製品寿命のためにも重要です。
子供の成長を助けるドローン遊び
トイドローンは単なる遊びを超えて、子供の成長に様々な良い影響を与えます。
空間認識能力の向上
3次元空間を移動するドローンの操縦は、子供の空間認識能力を大きく向上させます。上下左右だけでなく、斜めや回転など多様な動きを制御することで、立体的な空間把握能力が養われます。
集中力と手先の器用さの向上
細かいコントロールが必要なドローン操縦は、集中力と手先の器用さを向上させるのに役立ちます。特に細かい操作を要するトイドローンは、子供の指先の繊細なコントロール能力を鍛えることができます。
プログラミング的思考の育成
Telloのようにプログラミングできるドローンでは、論理的思考力やプログラミング的思考を養うことができます。自分で考えたプログラムによってドローンが動く様子を見ることで、プログラミングの基本概念を楽しく学ぶことができます。
まとめ:子供のワクワクを広げるトイドローン
トイドローンは、子供の好奇心や創造力を刺激する素晴らしいおもちゃです。100g未満の軽量モデルならば法規制も少なく、安全機能が充実した機種を選べば、未就学児から楽しめます。
特におすすめなのは、Holy Stone HS420(カメラ付きの万能モデル)、Holyton HT20(ジェスチャー操作の安全モデル)、DJI Tello(教育にも使えるスマートモデル)です。子供の年齢や興味に合わせて選ぶことで、長く楽しめるドローンライフが始まります。
子供と一緒にドローンを飛ばす時間は、親子のコミュニケーションにもなり、共通の趣味として家族の絆を深める機会にもなるでしょう。安全に配慮しながら、ぜひ子供と一緒にドローンの世界を楽しんでください。
参考情報
ドローン・エンタープライズ https://www.drone-enterprise.com/blog/1289
ヨロコビーノ https://bday-gift.com/yorokobino/toy-drone
ドローンスクールナビ https://drone-school-navi.com/news/200g未満のおもちゃドローンにも適用される規制と/


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