空撮の世界がここまで身近になった今、4K高画質で撮影できるドローンは私たちの創造力を大きく広げてくれます。しかし、「どのドローンを選べばいいの?」「予算に見合った性能は?」「初心者でも扱えるの?」という疑問をお持ちではありませんか?この記事では、2025年最新の4K撮影対応ドローンを徹底比較し、あなたにぴったりの一台を見つけるお手伝いをします。
4K撮影ドローンを選ぶ際の重要ポイント
ドローンを購入する前に、本当に綺麗な4K映像を撮るために必要な条件を知っておきましょう。単に「4K対応」と書かれていても、実際には使い物にならないことがあります。
ジンバルは必須!映像の安定性を確保
4K撮影ができるカメラだけでなく、ジンバル搭載のドローンを選ぶことが非常に重要です。ジンバルとは映像のブレを軽減する装置で、これがないと空中での微細な振動がそのまま映像に反映されてしまいます。
「空を飛んでいるドローンは、モーターや風などの影響によって小刻みに振動しています。本来であれば、その振動が映像に反映されてしまうのですが、ジンバルがあることで、ブレのないピタッと止まった映像が撮れるのです」
特に3軸ジンバルを搭載したドローンを選ぶことで、プロ品質の安定した映像が撮影できます。Amazonなどで数千円の安い4K対応ドローンもありますが、ジンバルがないものはプロ品質の映像は期待できません。
安心の自動飛行を実現するGPS機能
GPS機能は、複数の人工衛星から信号を受け取り、ドローンの位置を特定するシステムです。この機能には大きなメリットがあります:
- オートリターン機能で、万が一の際も安全に帰還
- バッテリー残量低下時の自動帰還
- 被写体の自動追尾
- アプリでの飛行経路設定と自動飛行
「GPS機能を活用して被写体を自動追尾したり、アプリで飛行経路を設定して自動飛行させたりすることも可能です。ドローン機能の進化は、カメラ機能とGPS機能によって支えられているため、誰でも簡単にドローンを飛ばすことができるようになりました」
適切なSDカードの選択
4K撮影には大容量かつ高速書き込みに対応したSDカードが必要です:
- 64GB以上の容量を選ぶ
- 書き込み速度の速いものを選ぶ(クラス10以上推奨)
- ドローンの対応規格を確認する
「4Kでの撮影はフルHDよりもデータ量が大きくなるため、64GB以上のものを選ぶことを推奨します。また、書き込み速度が遅いと、せっかく収録した映像がカクカクになってしまう」ため、高速なSDカードの使用が必須です。
価格の目安:最低5万円から
品質の良い4K撮影ができるドローンは、最低でも5万円程度が目安となります。これより安いモデルでは、必要な機能が不足していることが多いです。予算と相談しながらも、長期的な使用を考えると適切な投資が必要です。
初心者におすすめの4Kドローン
手軽に始められて、それでいて高品質な映像が撮れる初心者向けのモデルを紹介します。
DJI Mini 4K:コスパ重視の入門機
価格:47,620円(税別)(RC-N1C付属)
DJI Mini 4Kは、2025年2月に発売された最新モデルで、初めてのドローンとして最適な一台です。
【主な特徴】
- 重量:246g(iPhoneとほぼ同等)
- 飛行時間:最大31分
- カメラ性能:1/2.3インチ CMOSセンサー、4K/30fps動画、12MP静止画
- 折りたたみ構造で持ち運びに便利
- 3軸メカニカルジンバルによる安定した映像
- クイックショット等のインテリジェントフライトモード搭載
「DJI Mini 4K はわずか249g以下の超軽量ドローン。 折り畳むと手のひらに収まるほどコンパクトだから どこへでも気軽に持ち運べて、初めてのフライトでも安心な 自動離着陸&ワンタッチ帰還機能も付いているので、すぐに空撮デビューできます」
価格を抑えながらも本格的な空撮が楽しめる、コストパフォーマンスに優れたモデルと言えるでしょう。
DJI Neo:超軽量Vlog特化モデル
価格:33,000円(税込・機体単体)
【主な特徴】
- 超軽量:約135gのコンパクトボディ
- 動画性能:4K 30fps、1080p 60fps
- センサー:1/2インチ CMOS
- 飛行時間:最大18分
- 最大伝送距離:6km(日本国内)
- 内部ストレージ:22GB搭載
特に「Vlog撮影におすすめのドローン」として位置づけられており、手軽な空撮入門機として人気です。小さいながらもDJIならではのカメラアシスト機能を多数搭載しています。
中級者向け高機能4Kドローン
一段上の映像表現を求める方におすすめのモデルを紹介します。
DJI Mini 4 Pro:機能性と携帯性の両立
【主な特徴】
- 重量:249g未満(航空法上のメリット)
- カメラ:1/1.3インチCMOSセンサー、4K/60fps HDR動画
- 全方向障害物検知機能
- ActiveTrack 360°による被写体自動追尾機能
「DJI Mini 4 Pro Fly More Combo Plus」は4K 60fps HDR 縦向き撮影対応の1/1.3インチCMOSセンサーを搭載。「色表現能力に優れたカメラを採用しているのが特徴。10億以上の色表現を実現しており、美しい空撮映像が楽しめます」
また、全方向障害物検知機能は初心者でも安心して飛行できる大きなメリットです。
DJI Air 2S:プロの映像に一歩近づく
【主な特徴】
- センサー:1インチCMOSセンサー搭載
- 動画性能:5.4K/30fps、4K/60fpsの高精細映像
- APAS 4.0による高度な障害物回避
- 飛行時間:最大31分
「DJI Air 2S」は、「ダイナミックレンジの広い映像表現が魅力。搭載されたAPAS 4.0による障害物回避や、31分という長時間飛行も大きな強み」を持ち、価格と性能のバランスが優れた中級者向けモデルです。
Parrot ANAFI:独自の視点を提供
価格:699ドル/ユーロ(約10万円)
【主な特徴】
- 4K/HDR動画撮影対応
- 折り畳み式で携帯性に優れる
- カメラが上下各90度、左右各40度チルト可能
- ローアングル撮影が可能
- 飛行時間:25分
- 重量:320g
「110度の広角レンズを搭載。3軸のジンバルとデジタルのブレ補正を備え、安定した撮影が行なえる。カメラ部が上下に各90度、左右に各40度チルトし、ローアングルからの撮影も可能になった」という特長があり、他のドローンにはない独自の撮影アングルを提供します。
プロ仕様の高性能4Kドローン
プロの映像制作や業務用途に最適な高性能モデルを紹介します。
DJI Mavic 3:業務現場の定番
【主な特徴】
- 4/3インチCMOSセンサー搭載
- 優れた暗所性能
- カラーグレーディング耐性に優れる
- 全方向障害物検知機能
- 長時間飛行(最大43分)
「業務の現場でもっとも使用されている機体で、これ一台あればほとんどの撮影をこなせる万能」なモデルとして、プロの信頼を得ています。特にDJI Mavic 3 Pro Cineは、「3眼カメラを搭載している高性能なドローン」で、様々な焦点距離での撮影が可能です。
Autel EVO MAX 4T-US:最高級の性能
価格:1,790,696円
【主な特徴】
- 8K対応カメラ
- 10倍光学ズーム
- 最大ISO 64000
- 暗い環境でも鮮明に撮影可能
- 高度な自律飛行機能
- 優れた障害物回避機能
「Autel Robotics製の「EVO MAX 4T-US」というドローンです。ズームカメラやワイドカメラが搭載されており、それは8k、10倍光学ズームに対応しています」
最高級の価格に見合った最高級の性能を誇り、プロフェッショナルな映像制作現場で活躍します。
Yuneec Typhoon Q500 4K:独自の使いやすさ
価格:15万円前後
【主な特徴】
- 4K映像撮影対応
- カメラを取り外して手持ちカメラとして使用可能
- ハードケース付属
- プロポに6.4インチモニター内蔵
- 飛行時間:25分
「下のカメラを取り外して、専用の持ち手に装着すれば手ぶれ補正4kカメラとして利用可能」という特徴的な機能を持ち、「プロポに6.4inchモニターが内蔵されているため、別途タブレットやスマートフォンを装着する必要がない」点が大きな魅力です。
目的別おすすめ4Kドローン
用途によって最適なドローンは異なります。目的別のおすすめモデルを紹介します。
旅行撮影におすすめ:DJI Mini 4KとDJI Mini 4 Pro
旅行に持っていくなら、軽量でコンパクトなモデルが最適です。DJI Mini 4KとDJI Mini 4 Proは、どちらも250g未満の軽量設計で、バッグに入れて気軽に持ち運べます。飛行時間も30分前後と長く、旅先での撮影に十分な性能を発揮します。
ビジネス利用におすすめ:DJI Air 3SとDJI Mavic 3
ビジネスでの利用には信頼性と高画質が求められます。DJI Air 3S Fly More Comboは「1インチCMOS搭載メインカメラ 4K/60fps 高性能 空撮 HDR動画」に対応し、業務用途に最適です。より本格的な業務用途にはDJI Mavic 3シリーズが定番となっています。
映像制作におすすめ:Autel EVO MAX 4T-USとDJI Mavic 3 Pro
プロの映像制作には、センサーサイズが大きく、様々な撮影モードに対応したモデルが最適です。Autel EVO MAX 4T-USやDJI Mavic 3 Proは、高度な映像表現を可能にする多様な機能を搭載しています。
4K撮影ドローンの選び方まとめ
4K撮影対応ドローンを選ぶ際は、以下のポイントを押さえましょう:
- ジンバル搭載機種を選ぶ(3軸ジンバルが理想)
- GPS機能で安全性と撮影の自由度を確保
- 適切なSDカードを用意する(容量・速度)
- 用途に合った価格帯を検討する(最低5万円~)
- 重量は持ち運びやすさと航空法の規制に関わる
現在、4K撮影ドローン市場は急速に進化しており、今後はAI機能のさらなる発展や、より軽量で高性能なモデルの登場が期待されています。あなたの撮影スタイルや予算に合わせて、最適な一台を見つけてください。
参考情報
- DJI公式サイト:https://www.dji.com/jp
- ドローンライセンスナビ:https://drone-license-navi.com/
- ドローンスクール:https://school-drone.com/


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