近年、環境への意識が高まる中、室内でも使える「おしゃれなコンポスト」が注目を集めています。従来の大型で庭に置くタイプから、インテリアとして楽しめるデザイン性の高い製品まで、選択肢が広がっています。この記事では、おしゃれな室内コンポストの選び方やおすすめ商品、使い方のポイントまで徹底解説します。
コンポストの基本と室内での活用法
コンポストとは何か?
コンポストとは、微生物の力により、野菜くずなどの生ごみを分解・発酵させて堆肥を作ることを指します。この堆肥は家庭菜園やガーデニングの土に混ぜることで、土壌改善につながり、植物の成長を促進します。
「コンポスト」と「コンポスター」という言葉がありますが、実はこれらは明確に異なります。コンポストが堆肥そのものや堆肥化のプロセスを指すのに対し、コンポスターは堆肥を作る容器のことです。日常会話では混同されることも多いですが、正確には区別されています。
室内向けコンポストの種類
室内で使用できるコンポストには主に以下の4種類があります:
- 密閉式: 生ごみや米ぬか、専用の基材、菌などを密閉容器に入れて発酵させるタイプ。電気を使わず堆肥が作れるのが特徴です。
- バイオ式: 微生物によって分解・発酵させるタイプで、自動で処理してくれる利点があります。
- 乾燥式: 電気を使用して温風で生ごみの水分を飛ばし乾燥させるタイプ。臭いが少なく、水洗いで清潔に保てる利点があります。
- ハイブリッド式: 生ごみを温風で乾燥させた後に微生物の力で堆肥にするタイプ。乾燥式とバイオ式の良いところを組み合わせています。
室内向けのコンポストとしては、他にも蓋付き容器タイプが人気です。これらは通気性を確保しつつも臭いを抑える工夫がされており、キッチンの近くに置けるほど手軽に使えます。
おしゃれな室内コンポストおすすめ5選
1. 素材にこだわったエコな印象「竹繊維コンポスト」
econawaの「竹繊維からできたコンポスト」は、プラスチックフリーな生活アイテムとして注目されています。主な素材は竹ファイバーで、コーンスターチと樹脂も含まれています。ナチュラルな素材感があり、インテリアとしても映えるデザインです。
サイズは縦19.2cm×横18.3cm×高さ25cmと小ぶりで、臭い対策として蓋の内側には活性炭フィルターが装着されています。フィルターは3~4ヶ月ごとに交換する必要があります。
2. シンプルでスタイリッシュ「パリパリキュー」
パリパリキューは、乾燥式のコンポストでシンプルなデザインが特徴です。サイズは幅23cm×奥行27cm×高さ27cmとコンパクトで、生活感が出にくいおしゃれなデザインとなっています。
生ごみの水分を温風で乾燥させるため、臭いが少なく、乾燥後の生ごみは元の量の1/5になります。処理時間はモードによって異なり、ソフトモードで約4時間10分、パリパリモードでは7時間30分かかります。
3. カジュアルでポップな「カラフルコンポスト」
カジュアルな雑貨テイストのデザインで、イエロー・ブラック・ホワイトの3色展開が特徴のコンポストです。ポリエチレン製のフタで密閉するため発酵中も臭いが漏れにくい仕様になっています。
蛇口付きで発酵液の管理がしやすく、便利な軽量カップも付属しています。初めてのコンポストとしても使いやすい低価格モデルです。
4. サステナブルな「バッグ型コンポスト」
再利用可能な素材を使ったバッグ型コンポストは、通気性の良いデザインが特徴です。ペットボトルからリサイクルされた素材を使用し、生ごみを自然に土に還す仕組みになっています。
使い方も簡単で、専用バッグと基材の土がセットになっています。いっぱいになった後は2ヶ月ほど発酵のため放置すれば、そのままプランターとしても使える便利さがあります。
5. インテリア性抜群「ROOFコンポスト」
ROOFコンポストは「インテリアとしてお部屋に馴染む」ことを基本に設計されたおしゃれなコンポストです。竹繊維を原材料としたコンパクトなデザインで、室内に置いても違和感がありません。
「杉チップと独自配合した発酵微生物」により生ごみを有機堆肥に変える都市型コンポストで、70年間土づくりと向き合ってきた専門企業と共同開発された製品です。
室内コンポストの上手な使い方
臭いと虫の対策
室内でコンポストを使用する際に最も心配なのが臭いと虫の発生です。しかし、いくつかの対策を講じることでこれらの問題を最小限に抑えることができます。
まず、コンポストの状態を良好に保つことが重要です。発酵が盛んに行われると内部温度が50℃前後になり、虫の卵も死滅します。温度が低いと感じたら、米ぬかやてんぷら油などの発酵促進材を投入するとよいでしょう。
また、生ごみは三角コーナーに長時間置かず、できるだけ早くコンポストに投入することも大切です。投入後はそのままにせず、土をかぶせて臭いを抑えましょう。
容器の選択も重要で、活性炭フィルターが付いた製品は臭い対策に効果的です。屋外に置く場合は、目の細かな防虫ネットをかけることで虫の侵入を防げます。
効率的な堆肥作りのコツ
コンポストで効率よく堆肥を作るには、通気性の確保が重要です。微生物は空気を好むため、生ごみを入れなくても毎日かき混ぜることで分解が早まります。
段ボールコンポストなら通気性・保水性・保温性が高く、好気性微生物の繁殖に適した環境を作れます。生ごみを入れるときは前回入れた分をかき混ぜて空気を送り込むことがポイントです。
また、コンポストに入れる生ごみは小さく切った方が分解されやすくなります。肉や魚などの動物性の生ごみは避け、野菜くずやコーヒーカスなどの植物性のものから始めると臭いが気になりにくいでしょう。
室内コンポストのメリットと選ぶ際のポイント
サステナブルな生活への第一歩
コンポストを使用することには多くのメリットがあります。まず、生ごみの量を減らせるため、ゴミ出しの頻度が減ります。また、生ごみのほとんどが水分で、焼却処理に多くのエネルギーが使われることを考えると、環境負荷の軽減にもつながります。
できた堆肥は家庭菜園やガーデニングに利用できるため、資源の循環にも貢献します。さらに、近年では「丁寧な暮らし」を意識する人が増えており、コンポストはそうしたライフスタイルの一部として取り入れられています。
選ぶ際のポイント
室内コンポストを選ぶ際は、以下のポイントに注目するとよいでしょう:
- サイズ: 設置スペースに合ったサイズを選びましょう。家族の人数や生ごみの量に応じた大きさも考慮が必要です。
- デザイン: インテリアとして違和感がないデザインを選ぶことで、室内に置いても気にならなくなります。
- 素材: 再生素材や自然素材を使ったものは、サステナブルな生活により合致しています。
- メンテナンスの容易さ: 水洗いできるものや、部品の交換が簡単なものは長く使えます。
- 臭い対策: 活性炭フィルターなど、臭い対策が施されているものを選びましょう。
室内コンポストで始めるエコライフ
室内用コンポストは、限られたスペースでもエコな生活を始めたい方に最適なアイテムです。おしゃれなデザインのものを選べば、インテリアとしても楽しめます。
コンポストを通じて「食の循環」を身近に感じられることは、サステナブルな社会への意識を高める良いきっかけになります。「土から始まる⇒収穫⇒食す⇒生ごみが土に還る」という循環を自分の生活に取り入れてみませんか。
初めは小さなステップから始めて、徐々に自分のライフスタイルに合ったコンポスト生活を見つけていくことをおすすめします。環境に優しい選択がおしゃれで楽しいものになるよう、この記事があなたの一助となれば幸いです。
サステナブルな暮らしをサポートする参考サイト
- スペースシップアース:https://spaceshipearth.jp/compost5pickup/
- RoomClip:https://roomclip.jp/tag/54111
- ROOF公式ショップ:https://roof-urbanfarming.com

コメント