スマホ買い替えの決め手は「バッテリー劣化」!長く使い続けるための対策とは

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スマホの電池がすぐになくなってイライラした経験はありませんか?朝フル充電したはずなのに、お昼前には残量が半分以下になっていることも珍しくありません。実は、こうしたバッテリーの持ちの悪さが、今やスマホ買い替えの最大の理由となっています。この記事では、スマホのバッテリー劣化の兆候から交換のタイミング、寿命を延ばす方法まで詳しく解説します。あなたのスマホを長く快適に使い続けるためのヒントが満載です。

スマホ普及率98%、買い替え理由のトップは「バッテリー劣化」に

現在、日本人のスマホ所有率は驚異の98%に達しています。モバイル社会研究所の調査によると、2010年にはわずか4%だったスマホ比率が、2015年に50%を超え、2021年には90%を突破、そして2025年に98%という圧倒的な普及率となりました。

では、これだけ普及したスマホを私たちはどういった理由で買い替えているのでしょうか?同調査の結果、2025年の買い替え理由の1位は「電池の劣化(長い時間もたなくなった)」で52.1%と半数以上を占めています。2位の「壊れた」(15.9%)、3位の「価格(ポイント利用など)」(10.1%)を大きく引き離しています。

この傾向は年々強まっており、フィーチャーフォンが主流だった2010年には約3割だった「電池劣化」理由の買い替えが、2021年には約5割まで増加しました。スマホの多機能化に伴い、画面が大きくなり、アプリの利用時間が増えたことで、バッテリー消費が増大していることが背景にあります。

別の調査でも同様の結果が出ており、グッド・ラックの調査では「スマホを買い替えるきっかけ」として「バッテリーの劣化」を挙げた人が48人で最多となっています。

スマホのバッテリー劣化を見分ける4つのサイン

スマホのバッテリーは使っていくうちに少しずつ劣化していきます。以下のような症状が現れたら、バッテリーの寿命が近づいている証拠です。

バッテリーの減りが異常に早い

朝フル充電しても昼には電池残量が50%を切るなど、充電してもすぐに電池がなくなる場合はバッテリー劣化のサインです。スマホに使われているリチウムイオンバッテリーは、充電を繰り返すことで徐々に最大容量が低下します。充電して100%になっても、実際の容量は購入時より減っているため、使用可能時間が短くなります。

スマホが異常に熱くなる

バッテリーが劣化すると、スマホが異常に熱くなることがあります。これは単にCPUの負荷や気温が原因ではなく、バッテリー自体の問題である場合があります。熱がこもると他の部品にも悪影響を与えるため、早めの対処が必要です。

バッテリー残量表示がおかしい

充電直後なのに残量が急激に減る、残量表示が実際の状態と一致しないといった症状もバッテリー劣化のサインです。スマホ本体がバッテリーの状態を正確に認識できなくなっている状態です。

再起動やシャットダウンが頻発する

特にAndroidスマホではバッテリーが劣化すると、急に再起動したり、シャットダウンしたりする現象が多くなります。iPhoneの場合はアプリが突然落ちるといった症状が表れます。

バッテリー交換のタイミングはいつがベスト?

バッテリー容量の確認方法

iPhoneの場合:「設定」→「バッテリー」→「バッテリーの状態と充電」で「最大容量」を確認できます。

Androidの場合:機種によって異なりますが、「設定」→「バッテリー」または「電池」から確認できる場合があります。例えばAQUOS wishでは、「設定」→「電池」→「インテリジェントチャージ」→「電池の健康度」で確認できます。

交換の目安は容量80%以下

バッテリーの交換目安は、最大容量が70~80%を下回ってきたときです。iPhoneの場合、「お使いのバッテリーは著しく劣化しています」というメッセージが表示されたら交換時期です。

スマホのバッテリー寿命は機種にもよりますが、一般的に約2~3年、または充電回数で300~500回程度と言われています。充電回数300回で約7~8割、500回で約5~7割程度まで容量が減少します。

スマホのバッテリー交換方法と費用

交換方法の選択肢

バッテリー交換には主に3つの方法があります。

  1. キャリアに依頼する:ドコモ、au、ソフトバンクなどの携帯会社の店舗で交換を依頼する方法
  2. メーカーに依頼する:AppleやSonyなど製造メーカーの修理サービスを利用する方法
  3. スマホ修理店に依頼する:専門の修理業者に依頼する方法

交換費用の相場

  • キャリア依頼:8,000円~15,000円程度
  • メーカー依頼:8,000円~15,000円程度(iPhoneの場合、最新モデルで1万5800円~1万9400円)
  • 修理業者依頼:3,000円~10,000円程度

修理業者に依頼する場合は、総務省の「登録修理業者」であるかどうか確認することが重要です。

バッテリーを長持ちさせる5つの方法

スマホのバッテリーを長持ちさせるには、以下の点に注意しましょう。

充電中はスマホケースを外す

熱がこもるのを防ぐために、充電中はスマホケースを外すのが効果的です。熱はバッテリーの大敵で、劣化を早める原因になります。

充電しながらの使用を控える

充電中にスマホを使用すると、バッテリーへの負荷が高まります。可能な限り、充電中はスマホの使用を控えましょう。

バッテリー消費を抑える設定を選ぶ

画面の明るさを下げる、使っていないアプリを閉じる、バッテリーセーバーモードを活用するなど、電力消費を抑える設定を活用しましょう。

適切な充電範囲を保つ

リチウムイオンバッテリーは、極端な充電状態(0%や100%)での保管が劣化を早めます。理想的には20%~80%の範囲で使用するのがおすすめです。

高温環境を避ける

直射日光の当たる場所や高温環境でのスマホ使用は避けましょう。特にiPhoneの推奨使用環境温度は0~35℃です。夏場の車内など高温になる場所にスマホを放置するのは厳禁です。

最新スマホはバッテリー技術も進化

最新のスマホでは、バッテリー技術も大きく進化しています。例えば2025年4月に発売されたGoogle Pixel 9aは、大容量5,100mAhバッテリーを搭載し、1回の充電で30時間以上使用できます。

さらに、AIを活用した電力管理機能を備えており、使用頻度の低いアプリのバックグラウンド処理を抑えることでバッテリー消費を削減します。「スーパーバッテリーセーバー」モードを使えば、最長100時間もバッテリーが持続するとされています。

また、「アダプティブ充電」機能では、AIがユーザーの充電パターンを学習し、バッテリーの劣化を抑えるように充電することで、バッテリー寿命そのものを延ばす工夫もされています。

スマホを長く使うならバッテリー管理が鍵

スマホの平均使用年数は、内閣府の消費動向調査によると4.4年となっています。価格高騰もあり、以前の「2年で買い替え」という常識は変わりつつあります。

OSアップデートの面でも、最新のハイエンドスマホは長期サポートを打ち出しています。例えばGoogle Pixel 8は7年間のアップデート保証があり、2030年までOSの更新が提供されます。

このように長く使える環境が整っている今、スマホを長持ちさせる最大のポイントはバッテリー管理です。適切なタイミングでのバッテリー交換と日頃の使い方の工夫で、お気に入りのスマホを長く快適に使い続けることができます。

バッテリーが劣化したからといって、すぐに新しいスマホに買い替える必要はありません。バッテリー交換という選択肢を知っておくことで、スマホにかかるコストを抑えながら快適に使い続けることができます。あなたのスマホライフが少しでも快適になれば幸いです。

参考情報:
Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/3e71f84cea76e5c6741526d26e58ea8585f4f9b1
ワイモバイル https://www.ymobile.jp/sp/guide/article44/
モバイル社会研究所 https://www.moba-ken.jp/project/mobile/20250421.html

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