こどもの日を翌日に控え、保育園でどんなゲームや遊びを取り入れようか考えている保育士さんも多いのではないでしょうか。こいのぼりやかぶとなどの伝統的なモチーフを活用したゲームは、子どもたちが楽しみながら日本の文化や行事に親しむ絶好の機会です。今回は、0歳児から5歳児まで、年齢や発達に合わせて楽しめるこどもの日のゲームを特集します。準備簡単なものから本格的なものまで、様々なアイデアをご紹介しますので、明日のこどもの日の保育に是非お役立てください!
こどもの日のゲームを取り入れる意義とねらい
こどもの日は、子どもたちの健やかな成長を願う大切な行事です。保育園では、遊びやゲームを通じて子どもたちに行事の意味を伝えることができます。
ゲームを取り入れることで、以下のような保育のねらいを達成することができます:
- 遊びを通じて子どもの日という行事に親しみを持つ
- 日本の伝統文化や行事の意味を知る
- 集団の中でのやりとりやルールを学ぶ
- 楽しい体験を通して思い出に残る行事にする
こいのぼりやかぶと、柏餅などのモチーフを使った遊びは、五感を使って楽しみながら自然と日本の文化に触れるきっかけになります。
年齢別!保育園で楽しめるこどもの日のゲーム
【0歳児向け】シンプルで楽しいゲーム
0歳児は月齢によって遊び方に違いがあるため、子どもたちの発達段階に合わせて以下のゲームを取り入れてみましょう。
こいのぼりタッチ
用意するもの:
- スズランテープ
- 画用紙やフェルトで作ったこいのぼり
- フック(天井から垂らす際に使用)
遊び方:
こいのぼりがふわふわ揺れるようにスズランテープで設置し、子どもの目の前や上に垂らします。ねんねやお座りの子には、保育者がそっとこいのぼりを近づけ、「タッチできるかな?」と声をかけながら手を伸ばしてもらいます。
おひざでゆらゆらこいのぼり列車
用意するもの:
- 画用紙やフェルトで作ったこいのぼりの飾り(胸に貼る用)
遊び方:
保育士がこいのぼりの飾りを胸につけ、子どもを抱っこします。「こいのぼり列車、しゅっぱ~つ!」などと声をかけ、前後にゆらゆら揺らします。歌に合わせて身体を揺らしたり、「ゴトンゴトン~♪」などの音を添えて遊びます。
くぐって楽しいこいのぼりトンネル
用意するもの:
- 段ボール箱(トンネルの形に組み立てたもの)
- 画用紙やフェルトで作ったこいのぼり
遊び方:
段ボール箱でトンネルを作り、外側にこいのぼりの飾りをつけて「こいのぼりトンネル」を完成させます。ハイハイでくぐったり、保育者と一緒に手をつないでくぐったりして遊びます。
【1~2歳児向け】少し動きのあるゲーム
こいのぼり上げて下げて♪
ねらい:
- 指示を聞いて行動する力を育てる
- 動きの中で身体をコントロールする
用意するもの:
- こいのぼりモチーフの布やうちわなど(人数分)
- 曲(こいのぼりの歌など)
遊び方:
「こいのぼり上げて!」の声かけで布を高く掲げ、「下げて!」で床につける指示遊びゲームです。リズムに合わせて行えば、動きと音の両方で盛り上がる活動になります。
ゆらゆらこいのぼりゲーム
用意するもの:なし(準備不要)
遊び方:
空を泳ぐこいのぼりになりきって、ゆらゆら自由に体を動かします。「風が吹いてきたよ!」の声かけで、子どもたちがこいのぼりになりきって体を揺らします。歌にあわせて体を揺らして遊ぶ楽しさがあります。
【3~4歳児向け】ルールのあるゲーム
かぶとまとあてゲーム
ねらい:
- 的を狙って投げる力を育てる
- 手先の巧緻性を高める
用意するもの:
- かぶと型の的(牛乳パックやダンボールを活用)
- お手玉や新聞紙ボール
遊び方:
かぶと型の的を壁にかけたり、大小さまざまの箱の上などに並べます。子どもたちをチームに分けて順番に玉を投げて当てるゲームです。的に点数を書いておいて、チームごとに点数を競いあうゲームにすると盛り上がります。
柏餅で神経衰弱
ねらい:
- 記憶力を育てる
- 集中して遊ぶ力を養う
用意するもの:
- もちと柏の葉の形をしたカード(2枚1組で、片面に1組ずつ同じ絵を描いておく)
遊び方:
だ円の白いおもちと緑の柏の葉がそれぞれセットになるカードを準備します。伏せてあるカードのイラストを記憶して順番に引き、ペアを当てて揃える神経衰弱ゲームです。
【5歳児向け】協力して楽しむゲーム
こいのぼりの旗あげゲーム
用意するもの:
- 色違いのこいのぼり旗(子ども人数分)
遊び方:
「赤あげて♪ 青あげて♪ 赤さげないで、青あげて♪」というかけ声に合わせてこいのぼりをあげるゲームです。間違えずにこいのぼりをあげられるか挑戦します。徐々に指示のスピードを上げていくと、より難しく楽しめます。
新聞紙兜でレッツトライ!柏餅キャッチゲーム
用意するもの:
- 新聞紙で作った兜
- 柏餅に見立てたボール
遊び方:
新聞紙で作った兜をかぶり、柏餅に見立てたボールをキャッチするゲームです。2人組になって一人が投げ、もう一人が兜でキャッチします。距離を変えたり、ルールを追加したりしてアレンジも可能です。
室内で楽しめるこどもの日のゲーム
こどもの日クイズ
ねらい:
- 子どもの日の由来を知る
- 言葉の理解力を深める
用意するもの:
- 子どもの日に関するクイズカード(○×形式や三択形式など)
遊び方:
クイズ形式で子どもの日について問いかけます。「こいのぼりは何のために飾るの?」「柏餅には何が入っているかな?」といった内容で、答えた後に簡単な解説を添えると理解が深まります。
先生当てクイズ
用意するもの:
- かぶとや兜のお面
遊び方:
先生がかぶとをかぶって顔を隠し、子どもたちがどの先生かを当てるゲームです。声を変えたり、歩き方を変えたりして難易度を調整できます。
こどもの日なぞなぞ
用意するもの:なし(準備不要)
遊び方:
「こどもの日」にちなんだなぞなぞを出し合います。例えば「こいのぼりが大好きな動物はな~に?」(答え:鯉も虎も魚)などです。道具いらずで場所も選ばないので、ちょっとした待ち時間にも使えます。
準備いらずですぐに遊べるゲーム
こいのぼりウェーブ
用意するもの:なし(準備不要)
遊び方:
子どもたちがこいのぼりになりきって、ふにゃふにゃ、ゆらゆら腕を動かします。全身を使って表現する活動で、いつでもどこでも楽しめます。
ゆらゆらこいのぼりに変身
ねらい:
- 想像力を育てる
- 模倣遊びを楽しむ
用意するもの:
- BGMや音楽(あれば)
遊び方:
「風が吹いてきたよ!」の声かけで、子どもたちがこいのぼりになりきって体を揺らしたり走ったりします。音楽に合わせてゆらゆら揺れたり、急に止まったりと、イメージを膨らませながら遊びます。
製作と組み合わせて楽しむゲーム
手作りこいのぼりメダルで遊ぼう
用意するもの:
- 色画用紙
- 水性サインペン
- おりがみ
- リボン
遊び方:
子どもたちが作ったこいのぼりメダルを首からかけて、「メダルをもらった子は◯◯して」というゲームができます。メダルを作る工程を楽しんだあとに、そのメダルを使ってゲームをすることで、製作と遊びが一体となった活動になります。
新聞かぶとを作ってかぶとじゃんけん列車
用意するもの:
- 新聞紙(かぶと作成用)
遊び方:
新聞紙でかぶとを作り、それをかぶってじゃんけん列車を行います。勝った子の後ろに負けた子がつながり、最終的に一つの長い列車になるまで続けます。
結論:保育園でこどもの日を思い出に残る日に
こどもの日は、子どもたちの成長をお祝いする特別な記念日です。保育園でも、こどもの日にちなんだゲームを取り入れることで、楽しく過ごしながら日本の伝統文化に触れる機会を作ることができます。
年齢や発達に合わせたゲームを選ぶことで、全ての子どもたちが参加でき、笑顔で身体を動かしたり、友だちや先生と関わったりする中で、「楽しい!」「またこのゲームをやってみたいな♪」という気持ちが育まれていくでしょう。
ここで紹介したゲームは準備が簡単なものばかりですので、明日のこどもの日の保育にすぐに取り入れることができます。子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごし、こどもの日の思い出を作りましょう。
【参考サイト情報】
- 保育士就職・転職サイト「保育士バンク!」https://hoikushi-syusyoku.com/column/post_2251/
- HoiClue[ほいくる] https://hoiclue.jp/ex_scene/outdoor/
- 保育士バンクコラム https://www.hoikushibank-column.com/column/post_3268

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